肩がいたくなる箇所と筋肉の関係(東大阪 整体 献身堂)
肩が痛く箇所によって原因となる筋肉が変わってきます
肩が痛くなる箇所として
前面
側面
後面
の三つに分けて書いていこうと思います
肩全体が痛い場合は別の原因になってくるので
別の機会に書こうと思います
肩が痛くなる原因として
筋肉の腱が骨にこすれることで炎症をおこして
痛みが出るものがあります
今回はこれに関わる筋肉について説明していきます
〔肩の前面で痛みが出る場合〕
上腕二頭筋の長頭腱が原因になります
この腱は肩甲骨から始まり上腕骨のくぼみである結節間溝を滑走して腕を動かします
なので、上腕二頭筋を使えば使うほど、腱がこすれることになり
炎症が起こるようになります
肘を曲げた状態で腕を上げようとしたり、腕を横に広げようとすると
肩の前面に痛みが出やすくなります
〔肩の側面が痛くなる場合〕
棘上筋(きょくじょうきん)の腱が原因になります
棘上筋は肩甲骨の上部から始まり上腕骨につくのですが
肩甲骨の肩峰(けんぽう)と上腕骨の骨頭の間を通ります
この隙間が狭くなると棘上筋の腱が挟まることになり
痛みがでます
動作としては腕を真横に広げる場合に肩の側面に痛みが出やすくなります
〔肩の後面に痛みが出る場合〕
棘下筋(きょっかきん)・小円筋(しょうえんきん)の腱が原因になります
これらの筋は肩甲骨から始まり背中側から上腕骨に付着します
手提げ鞄などを片手で持ち上げる時や
後ろに手を回す動作、
タンスや机の引き出しを引っ張る動作などで
肩の後面に痛みが出やすくなります
これらの痛みがでる要因の一つとして筋肉のストレッチ不足が考えられます
筋肉は収縮する能力しかなく
自ら伸張する能力はないので
他力でしっかりと引っ張って伸張させる必要があるのです
肩の痛みを予防するには日々のストレッチをする必要があります
上腕二頭筋腱をストレッチする一つの方法が
座った状態で後ろ手で肘をしっかり伸ばして体重を手にかけることです
二の腕がしっかりと伸張されている感じを20秒間保持して2~5回繰り返して下さい
そうすると筋肉の緊張が低下します
次に棘上筋のストレッチする一つの方法ですが
クッションをわきに挟み、指先を伸ばして肘を曲げた状態でクッションを潰すように力を込めます
このとき、指先が内外旋しないようにまっすぐ正面を向いた状態で
クッションを押しつぶすのがポイントになります
これを20秒間保持して2~5回繰り返して下さい
最後に棘下筋と小円筋のストレッチする一つの方法ですが
伸ばす方の肘を90°ぐらい曲げて体の前に持ってきます
そして、
伸ばしたい方と反対側の腕で伸ばしたい方の肘を上からつかみます
そうすると伸ばしたい方と反対側の腕の肘が伸ばす方の手の甲にあたると思います
そうしたら、伸ばしたい方と反対側の肘でその手の甲を下に少し下げながら
伸ばしたい方の肘を伸ばしたい反対側の手で引っ張ります
その状態を20秒間保持するのを2~5回繰り返して下さい
ストレッチはゆっくりと引っ張って、引っ張っている間は途中で力を緩めないことが
よいです
毎日繰り返すことで肩の痛みの予防につながりますので
ぜひ、やってみて下さい
これらをやっていても肩に痛みが出る場合は筋肉が原因ではなく
別の要因があると考えます
痛みの要因はいろいろ考えられます
一つとは限りませんのでどうぞ、一緒に解決していきましょう
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