しびれと血行の関係  (東大阪市 整体 献身堂) 

2020/01/10 各症状について

しびれと血行について話していきます


しびれが起こるので健康な人もなるのが長時間の正座です


冠婚葬祭で正座をしてしびれた経験のある方多いですよね


あれはなぜなるのかご存じでしょうか?


正座をすると膝を通常以上に曲げないといけなくなります


膝の可動域で正常と教科書で書かれているのが135°です


しかし、正座のとき135°だとお尻浮いてしまいます


なので、膝の関節としては正座は引きちぎれそうになりながら
靱帯と筋肉でなんとかつなぎ止めている座り方になります


さらに、正座のときに踵と踵の間にお尻を入れる座り方している人は


膝をひねった状態で曲げていることになります


指と膝って同じ構造なので、指を握ったらまっすぐじゃ無く、
横にズレた状態と同じことを正座ではしているのですが
皆さん痛みを感じないからついついやっちゃいます


しかし、指で同じことをすると非常に痛いです


なので、関節に非常に負担の掛かる座り方だと言うことがわかると思います

話しをしびれに戻しますが、膝の後ろには太い血管があり、脈がとれるぐらい
皮膚に近い所にあります


なので、正座をするとその血管が二つ折りになるので血液がせき止められます

そうすると細胞が生きていくために必要な酸素や栄養素が届かなくなり


機能不全を起こして神経伝達が上手くいかずに「しびれ」が起こります

神経伝達は電気信号なので通常の時が蛍光灯が随時ついていて、


しびれているときは蛍光灯が点滅しているときと考えて貰うとわかりやすいと思います


なので、お風呂に入ったり、体が温まるものを食べたりするとしびれが改善される人は


筋肉が固くなり血行不良が原因でしびれがでていることが分かります


なぜなら、筋肉と筋肉の間を神経が通るからです


血行が良くなると筋肉の柔軟性が戻り、過剰な緊張がなくなれば、

筋肉と筋肉の間に隙間が生まれます


ちょうど正座をしていて正座を崩したように


血行がよくなると一時的にしびれがきつくなってその後収まるのが正座のときのしびれなので


これと同じ現象が起きれば、筋肉の過緊張のため、血行不良で起こっていると


考えられます

しかし、温めたり、ストレッチなどで筋肉を緩めたりしてもしびれに変化がない場合は


筋肉が原因ではなく、神経の通り道のどこかの骨か椎間板が神経に触れていることが考えられます

その場合、手術が必要になることもありますが姿勢や歩き方などを修正していくことで

緩和される場合もありますので

いろんな方法を試した方が良いと思います

今回は比較的しびれとしては改善しやすい例について書かせて頂きました

リハビリに通っているけどしびれの変化がないという方はもしかすると
原因が別の所にあるのかもしれません


神経は脳から手や足の先まで続きますので、しびれているところに原因があるのではなく

背骨が問題なこともありますので


体全体で考えていける献身堂を一度、来院して下さい


他とは違った提案ができます


お待ちしております