健康診断で側弯症を指摘されたら(東大阪 整体 献身堂)

2020/08/21 セルフメンテナンス

健康診断で側弯症を指摘されたら(東大阪 整体 献身堂)

病院で働いているときに

健康診断で中学生の方が背骨で異常があると判断されて

病院を受診されにくることが多くありました


ドクターの診断では側弯症と書かれており


リハビリでの体操指導が指示されます


そのときは急に側弯症の人が増えたように思っていただけでした


そもそも 側弯症 とは


背骨が後ろから見て横に曲がって膨れたように見える状態です


つまり、片方の背中や腰が突出したりや肩の高さが左右でちがっていたり、
ウエストラインの左右非対称性になったり、
肋骨がへんに突出したり、乳房の形の左右いびつになったり
背中がへこんで見えたりします


そのために心理的ストレスが大きいです

また、側弯症では変形のある背骨や骨盤周辺に痛みやこりが腰痛が多く
歩くことがしんどくなってきます

局所で背骨が鋭角に曲がったタイプの人の場合は
変形が大きく、脊髄が障害されてひどいときは脊髄麻痺を起こす可能性があります

 
何も対応せずにいてると進行し、肺や心臓を包んでいる胸郭がいびつに変形します
そうすると肺活量の減少や息切れをしやすくなります

そして、左右の腕の上がり方に差が出てきて、片腕が五十肩になることが多いです


昔の日本人の場合、背が小さく、農作業を主体にしていたので筋肉質だったために
側弯症になりにくかったのですが


現在は身長が高くなり、あまり力仕事などはせず、座っての作業が多くなっているために


頭部や背骨を支える筋肉が身長の高さに追いつかなくなっています

物理的に規定面が一緒なら背の低い物は安定感があり、背の高い物は不安定になるのは当たり前なのです


よって、側弯症を防ぐには体操が不可欠です


体操としては

床で四つ這いになり、右回りにハイハイすることです

これを10回を3セット


部屋の大きさは4畳半ぐらいで真ん中でするよいと思います

見た目は悪いのですが


両肩と両股関節が固定されて背骨をしっかり動かすことができるのです

赤ちゃんのときに、ハイハイをしっかりしたら背骨の柔軟性がしっかりしてきますので

2足歩行をあまり早くさせすぎない方がよいと思います


つぎに、なぜ右周りをするのかというと心臓があるので背骨が右側に膨らんだように


曲がることが多いので右回りをすることで背骨のねじれがとれやすくなります


膝が悪い方にはオススメできませんが

それ以外の方にはオススメします

体を支えている大黒柱が背骨ですのでしっかりと真っ直ぐになるように


体操を続けて下さい

献身堂 馬野


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