つまむ力の鍛える方法 (東大阪市 整体 献身堂)
つまむための筋肉を鍛える器具と聞いてすぐに
答えられますか?
だいたいは握力を鍛えるための器具であるハンドグリッパーを
想像されると思います
なぜこんなお題にしたかというと脳梗塞などで麻痺になった人の場合
握力だけ鍛えても、つまむ力(ピンチ力)は別物なので別メニューで
鍛えていかないといけないです
一番顕著に握力とつまむ力(ピンチ力)の差が出やすいのが脳梗塞になられた
方のリハビリです
しかし、いきなり病気とかになるのでどうすればよいか分からなくなる人が多いです
専門のリハビリの先生がいるところで受けることができない場合も
あるのでもし、そうなってしまったら大変ですよね
そのため、自主トレできるようにお伝えしていきます
実は、つまむための筋肉と握力で使われる筋肉は違うのです
リハビリ現場でよくあるのが少し握れるようになったのに
ティッシュが引っ張りだせない
といった症状の方が過去に携わらせて頂いた中でおられました
回復スピードが握力とつまむ力(ピンチ力)とでは違います
人間の回復するだいたいの傾向があって
体の中心から末端に向かって治っていきます
また、体の表面から深部に向かって治っていきます
握るときとつまむときの筋肉を書いていきます
握るときは、母指内転筋、短母指屈筋、浅指屈筋が特に大事です
つまむときは、握るときの筋肉はもちろん必要で、それに加えて
長母指屈筋、深指屈筋が大事になってきます
なので、トレーニングとしては握るときとつまむときで変わることを知っておいて下さい
実際にどうすれば良いかというと
最初は道具を使わずにします
①親指で人差し指の第二関節を押すつまむ(側方つまみ、または鍵つまみ)
②親指の腹と残りの各指の腹でつまむ(指腹つまみ)
③親指の爪と残りの各指の爪でつまむ(指尖つまみ)
(②,③はできるだけ指で○を作って貰う)
①→②→③の順で難易度が上がっていきます
①~③の形ができるようになれば
「洗濯ばさみ」を使って筋力を増強していきます
これをつまんで力を付けて貰い
ある程度までできれば、次に「破れにくい紙」を用いて
つまんで貰った後、引っ張っても取れないようにつまむ練習をします
回数的には「洗濯ばさみ」の体操は各指10回ずつを3セットを朝昼晩できるのが理想です
「破れにくい紙」で引っ張る練習も各指10回ずつを3セットを朝昼晩できるのが理想です
最初は難しい人もいるので回数を減らして毎日頑張ってやってみて下さい
つまめる力(ピンチ力)がつくはずです
まとめるとつまむ力(ピンチ力)を鍛える器具は
「洗濯ばさみ」と「破れにくい紙」
でした
想像していたものが当たりましたでしょうか
あなたのお役に立てられたら幸いです
献身堂 馬野
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