腰痛予防の椅子の座り方 (東大阪市 整体 献身堂)

2020/01/14 健康情報について

椅子の座り方で腰痛の予防になったり悪化したりします


それ程、椅子の座り方は大事です

骨模型を見て下さい


特に骨盤を横から見ると

遠目に見ると逆三角形が斜めになっているように見えます

なので、安定感がもともとないのです

それをお尻の筋肉のボリュームで補って安定感を出しているのです

お尻の筋肉を ゴムボール と考えると


若いときは張りのあるクッション性が高いですが

年齢とともにしぼんで空気の抜けた状態になると


どうなるでしょう?

骨盤が不安定な逆三角形なのでお尻がしぼむと倒れて行きますよね


なので、2つの場合が考えられます

前に骨盤が倒れる場合と後ろに骨盤が倒れる場合です

大半の人は後ろに倒れていることが多いので最初にそちらを説明します


後ろに倒れる人(猫背の人)の場合は


お尻の後ろ側半分にタオルやクッションを挟み
2~5cm高くなるように座ると安定感が増します


そうすると骨盤の前後のバランスが良くなり


座ったときの腹筋と背筋が適度な緊張を2つで持つことができるようになります


次に前に倒れる人(反り腰がきつい人)の場合は


お尻の前側にタオルを入れて、1~3cm後ろより高くすると
腰が反りにくくなるので骨盤が安定します


そうすると腹筋と背筋がきちんと働きだし、背筋だけが緊張しすぎることが無くなります

今度は骨盤の左右のバランスが悪くなっている場合は
足を組まないと座れない人になります

なぜ、足を組むかなんて考えたことありますか?

答えは、骨盤が左右で斜めに傾いているから足を組んでバランスを取ろうとするのです

足を組まないと座れない人は、上にのせる足の方のお尻が少し浮いている状態が
常なので、極端に言うと足を組まないと倒れていきそうになるのです


そのため、しっかりと椅子に対して体重が乗っている方が足を組んだときに下にくるように

無意識で行っているのです

この癖を直すにはどうするかというと

浮いている方の骨盤に体重を乗せて体を安定化させる必要があります

なので足を組んだ時に下になる方にタオルかクッションを入れて1~5cm
高くします

最初に言っていた骨盤の前後どちらかに置くやり方と左右の置き方を組み合わせると


お尻の1/4にタオルかクッションを入れると骨盤がさらに安定することがわかります

この技術はリハビリのシーティングと呼ばれる技術になります

もともとは脳梗塞で半身が麻痺した人が座るときにバランスを崩さないように
するための技術ですが

健康な人がこの技術を利用すると 腰痛の予防 に役立てることができます

良く分からないと感じられた人は献身堂まで来て下さい

あなたにあったシーティングをお教えさせて頂きます

快適な生活を手に入れるためのお助けができるように精進しています